夏休みが始まり、初めての土日でしたが、あいにくの天候で、船のキャンセルも多かったようですが、今日は雨もなく、気温も上がり、夏陽気になってきました。

伊豆大島には、南西側に、高さ２４メートル、長さ６３０メートルにわたる、地層切断面があります。

およそ１５０～２００年に１回の大噴火によって降り積もったスコリア・火山灰主体の降下テフラが幾重にも積み重なり見事な縞模様をつくっています。その見た目から「バームクーヘン」の愛称で親しまれています。

３０年前は、道路ギリギリにそびえ立っていましたが、台風で崩れ、道路が閉鎖したことがありました。その後、何メートルか削ったようです。当たり前ですが、削ってもこの柄は消えないんだな～と思ったことがありました。

今日は、台風の影響で、地層部分も水分が多く、色が濃く出ています。晴れた日は、とても美しい色を出します。

また、一周道路なので、行きやすい場所にあります。

反対側の展望台からは、きれいな海の向こうに、利島、新島、式根島が見えます。空気の澄んだ日は、左方向に、三宅島、御蔵島まで見ることができる絶景スポットです。冬は、夕日が海に沈む、とっても美しい場所です。　　今日見ることができたのは、利島、薄っすらと新島でした。