９月８日、台風１５号が、伊豆諸島、千葉県に大きな被害をもたらせ、通過した。
夜中だったので、人的被害はなかったようですが、屋根がとばされたり、看板やフェンスが壊れ、雨漏りの家が多数あり、とりあえずブルーシートで応急処置をしている。　　

当日、台風の目に入った時は、驚くほどの静けさで、そのあとの吹き返しの被害が大きかった。
大島は、全島の停電と断水、携帯の電波障害が続き、不安の時間が長かった。
朝、外に出てみると、あちらこちらで、倒木のため、通行止め。
４年前の土砂災害の記憶が蘇ってきた。

会社の倉庫も風にあおられ、飛んでしまった！その変わってしまった風景を見たとき、唖然とし、何がどうなったのか分からず、しばらくたたずんでしまった。　気持ちを落ち着かせ、中に入っていたものの整理、シート掛けがはじまった。　

私も４日間の停電で、気持ちが暗くお着込んでしまった。　　あれから３週間が経ちまだ復旧してない千葉県の方々、どうされているのか…　お見舞い申し上げます。
大島の泉津地区は、建設業の方が多いので、道の復旧に日の出と共に作業に取り掛かってくださり、とても心強かった。ありがとうございました。

そのあとの追い打ちの台風や大雨、特に強風。　　　前回ご紹介したお土産屋さんは、サッシが飛ばされてしまい、これからの雨予報に「どうしたらいいのだろう…不安いっぱい！」と困っている。

商品や製造には大きく支障はなかったからよかったが、スタッフ全員での後処理に時間が取られ、今日も油つくるかたわら、濡れた段ボールやガラスの片付けに追われている。

台風翌日には、海も凪、嘘のような静けさに戻りました。